歯のひびと痛み
歯にひびが入ると痛む場合が多いです。私自身も神経(歯髄)を抜いた奥歯にひびが入って痛みが生じて歯科医で治療したことがあります。最初は激痛ではありませんが、噛むたびに鈍痛がありました。でもそのうち、ずっと痛み続けるようになりました。そしてその歯にものが当たるとひびく様な痛みになってきました。結局原因はひびから歯の中で細菌感染が生じて痛みが発生するようです。私の場合は、マイクロスコープというカメラで見ながら根管治療をしていただきましたが、確認できるほどの大きさのひびではなかったようです。根管治療をしながら様子をしばらく見ましたが、回復しなかったので最終的に抜歯しました。抜歯した歯を見せていただきましたが、確かにたてに一筋の細いひびが入っていました。(歯茎の肉とかも付いていて気持ち悪かった。。。)このひびが痛みの元だったんですね。
また、冷たいものを噛むと、歯に瞬間的に鋭い痛みを感じることがあります。この痛みも歯のひびによって起こることが多いそうです。
さらに事故やアクシデントで上あごの前歯(よくひびが入る場所らしい)にひびが入った場合などは、その深さによって痛みや治療方針が異なってくるそうです。
スポンサードリンク
歯にひびが入る原因
私の場合は神経(歯髄)を抜いた奥歯にひびが入って痛みが生じて歯科医で治療しました。その時の歯科医の説明によれば、まず神経を抜いた歯は弱っているのでひびが入りやすいのは仕方がないということ。(神経を取ってから10年くらい持てば良いと考えてちょうどいいらしい)そしてその歯に詰め物をしてクラウンをかぶせていましたが、歯科医によっては詰め物の先端がやや太めに加工してしまうことがあるようです。そしてそれが神経を抜いた歯の中に入っているのですが、詰め物をした上にクラウンを被せて治療した後、毎日その歯も使って食物を噛みますよね。そうすると年月がたってくると、噛む力の圧力がクラウンだけで支えきれず、詰め物にかかる力の割合も増えてくるそうです。クラウンの土台の歯が微妙に減ってくるのかな? 詰め物の形は上は大きく根っこに向かって細くなりますが、上からどんどん噛む力で押されて、まるでクサビを打ち込むかのように深く下がっていって、その周りの神経を抜いて弱っている歯が詰め物の圧力に耐え切れなくて「ピキッ!」とひびが入ることがあるそうです。ちょっと上手に書けないのですが、すごく説得力のある言い方で説明してもらいました。
それ以外にひびが入る原因は、高齢になってくると歯が弱り、ひびが入ることがあるそうですし、もちろん事故などの外部の衝撃でも入ることがあります。
歯にひびが入った時の対処方法
事故やアクシデントで前歯にひびが入った場合などは、その深さによって痛みや治療方針が異なってくるそうです。
ヒビの入ってしまった歯にシュ−ッと空気をあてても痛みがなければ、外側の硬いエナメル質にヒビのように見える傷が付いている可能性が高いようです。この場合なら治療を急ぐ必要はありません。しかし歯の表面より中の象牙質にまでひびが入ると、空気が当たったり、食べものが触れるだけで痛むので、すぐに治療する必要があります。この場合、歯が欠落していなければ修復材によって修復できる場合が多いです。 神経の残っている歯で、痛みがなければエナメル質のひびなので、普通、強度も問題なく、あまり気にする必要はないかもしれません。しかし、出血や痛みが伴なう場合は、すぐに歯科医に診てもらう方が良いでしょう。
スポンサードリンク